須賀川商工会議所の通常議員総会

故橋本前副会長に感謝状を贈呈

 須賀川商工会議所(渡邉達雄会頭)の通常議員総会は25日、約50人が出席してグランシア須賀川で開かれた。昨年度事業について総括を報告し、昨年亡くなった橋本良紀前副会長に日本商工会議所の役員・議員退任感謝状が伝達された。
 渡邉会頭は「1月にオープンしたtetteの来場者が当初目標の30万人をまもなく達成し当初想定していた2倍のペースで増えている。この勢いをまちづくりに最大限活かせるよう、地元商店会と連携を図ってまいりたい。福島空港の昨年度利用者は前年度を上回ったが、大阪・札幌の国内線搭乗は引き続き厳しい状況が続いている。利活用促進を目的に就航先との交流事業を継続して実施していきたいと考えている。5月に新しい時代が幕開けしたが、少子高齢化による人出手不足、生産性向上、事業承継などの様々な課題に立ち向かい、自立した地域経済社会をつくる覚悟で取り組んでいきます」とあいさつし協力を呼びかけた。
 議事は昨年度各種報告と常議員補充選任などについて協議した。
 当地域の昨年度状況については、復興・創生期間に位置付けられて3年目となったが、地域経済発展維持のため関係機関・団体との連携を図りながら諸事業に取り組んできたが、地方経済を取り巻く経営環境は引き続き厳しい状況が続いているとまとめた。
 各種事業としては、経営改善普及事業は小規模事業者経営発達支援計画と伴走型経営支援事業の3年目でもあり、経営分析支援や販路開拓・IT活用セミナーなど展示会への出店を支援した。昨年10月に国の経営革新等支援機関認定も受け、新たな経営戦略に踏み込んだ事業所へ寄り添った伴走型支援を強化した。巡回・窓口支援なども積極的に実施し、須賀川創業塾を開講するなど創業・経営革新に対する支援事業も推進した。
 中心市街地活性化として、tetteを最大限に活用したイベント・まちづくり事業を関係機関と連携を密にしながら実施。空き店舗補助事業やあきんど祭りなど商店街にぎわい事業、地域資源を活かしたインバウンドを視野に入れた観光事業などを通して魅力創出と交流人口拡大を目指した。
 中小企業の人手不足問題に対して、市雇用対策協定のもと、市などと連携を密にした合同就職面接会や新入社員研修会を実施し、人材確保と育成事業を積極的に展開し、地域への就職促進の充実を図った。
 新常議員には藤島正智東邦銀行須賀川支店長、豊島重樹日本工営パワー&デジタルビジネスユニット事業所長、佐藤祐司東北電力須賀川電力センター所長を選任した。