桂幸丸さん落語家45周年記念会

45周年を振り返り落語を披露した幸丸さん

 須賀川市(旧岩瀬村)出身の落語家、桂幸丸さんの「落語家生活四十五周年記念落語会」は25日、多くの落語ファンが集まり、ホテルサンルート須賀川で開かれた。幸丸さんは古典落語の「藪入り」で子を思う親の愛情を笑いあり涙ありで語り、会場を大いに沸かせた。
 記念落語会には三遊亭あら馬さん、須賀川出身の桂翔丸さん、三味線漫談の林家あずみさんも出演した。
 幸丸さんが出囃しとともに出演すると大きな拍手が送られ、45年の落語家生活を笑いたっぷりで振り返り、来場者に何度も感謝の言葉を伝えていた。
 落語会終了後は懇親会に移り、テーブルを囲みながら各種アトラクションも催した。
 桂幸丸さんは昭和49年6月に桂米丸さんに入門。55年9月に二つ目、平成2年5月に真打ちに昇進した。古典と新作の両方を演じるが、野口英世や円谷幸吉など福島ゆかりの偉人を中心に創作した新作落語「幸丸流近代偉人伝シリーズ」は人気が高い。
 新宿末廣亭や浅草演芸ホールを中心に高座を務め、地元でも牡丹園園遊会をはじめ、仁井田地域づくり事業「すまいる寄席」など各種イベントで福島弁を交えた軽妙な話術で会場を笑いで盛り上げている。