スモール拠点が30日オープン

   旧オサダ跡地の「おかしばこ」と「すかがわのおと」(右)

 「空き地を活用し、街の魅力を高める」―須賀川市中心市街地活性化協議会(会長・渡邉達雄商工会議所会頭)が取り組む、スモール拠点事業のユニット3店舗が中町の旧オサダ自転車跡地など2カ所で30日からオープンする。情報発信拠点や時間貸しのお菓子製造室などこれまで須賀川のまちなかには無かった新しいスタイルのお店がスタートし新たな魅力が加わる。
 須賀川市は4月から「また遊びに来たくなる 魅力にあふれた街」をテーマに、休日の回遊性向上や魅力ある店舗の集積などを盛り込んだ第2期中心市街地活性化基本計画に着手している。
 市や商工会議所などで構成する、中心市街地活性化協議会は、県の歩いて暮らせるまちづくり強化プロジェクトとして、こぷろ須賀川などを加えたプロジェクトチームを結成し、シェアサイクル運営事業などを展開している。
 スモール拠点事業は店舗跡などの空き地を利活用した全国的に課題となっている都市のスポンジ化に対する社会実験の一つで、小スペースでも設置可能なSUS製アルミユニットを活用する。ヤシロ時計店隣と旧オサダ自転車跡地に3つのユニット型店舗をオープンする。
 ヤシロ時計店隣は、これまで須賀川に未出店ジャンルのお店が期間限定出店するブースで、名称は「すかがわDEMO」。“須賀川「でも」こんなお店を構えても良いんだ」というデモンストレーションの場として活用する。出店第1号は輸入ハンモックを販売する「Arvo(アルボ)」で、7月末までのオープンを予定している。
 旧オサダ自転車跡地には、お菓子作りの時間貸し製造室(インキュベーション施設)「おかしばこ」と、スモール拠点の核として情報発信拠点となる「すかがわのおと」を新規開店する。
 「おかしばこ」はイベントなどで販売出来るお菓子を製造できる場所で、販売実績やお客さんの反応を見ながら将来的に本格的な出店を目指した活動もできる。こぷろ須賀川による各種体験イベントも企画している。
 「すかがわのおと」は各種情報誌やパンフレット、マップだけでなく、こぷろがすでに別事業でまちの情報WEBメディアでの取材を踏まえた情報も提供する。「おかしばこ」で製造したお菓子も週末限定で販売する。
 報道関係者向けの説明会が25日午前9時半から行われ、正式オープンは30日からとなる。