田んぼアート観覧開始

田んぼアートの素晴らしさに驚く園児たち

 今年は「眠れる森の美女」をテーマに6色9種類の稲で描いた鏡石町の「田んぼアート」の一般観覧が18日から始まった。町図書館4階の展望室を改修し、2倍のスペースで楽しめるようになった。
 オープニングセレモニーが展望室で開かれ、和田和久実行委員長と遠藤栄作町長が「昨年までの図柄は和風でしたが、今回は洋風にし、見頃を迎えるのが楽しみです。今年は羽鳥湖の貯水率が50%と低く、パイプラインの漏水などのトラブルもあり断念かと思われたが、農家や岩瀬農業高、鏡石建設業協同組合ら関係者たちの協力でスムーズに開催できました。今年も観覧数3万人超えを期待しています」とあいさつし、和田委員長や遠藤町長、渡部修一町教育長、岩瀬農業高生徒代表の武山英伝さん(3年)らがテープカットで祝った。
 セレモニー終了後、鏡石保育所園児たちが一番乗りで観覧し、「今年もすごい、見頃が楽しみ」と興奮していた。
 展望室は4月から改修し今月10日に竣工した。非常階段の幅を半分にし、通路を設けた。展望室を一周できるようになった。
 田んぼアートは「窓から眺める絵本~もうひとつの図書館~」をコンセプトに東日本大震災後の平成24年から町民参加型で取り組み、牧場の風景から金太郎、かぐや姫など毎年図柄を変えている。
 町外からの観光客も年々増え続け、鏡石の観光スポットとして町のPRや復興、進化の象徴として注目を集め、一昨年から観覧者が3万人を超えている。
 今年もイラストレーターの湖川さんがデザインを手がけ、岩瀬農業高生物生産科生徒が育苗、環境工学科生徒と鏡石建設業協同組合が測量を担当。町民参加型で苗を植え完成した。
 寝ている美女と茨、牧場のあーさー♪をグラデーションの技法で描き、見頃を迎えると立体的に見える。隠し絵は8月中旬頃に登場する。
 一般観覧は10月下旬頃まで、見頃は7月中旬から8月末、展望室からの観覧時間は午前9時から午後6時半、休館日は毎週月曜日。