須一小児童がサルビア300鉢移植

喜久造さんと一緒に苗を植える子どもたち

 円谷幸吉・レガシーサルビアの会(会長・安藤喜勝市体育協会長)と須賀川一小6年生70人は6日、まちなかを真っ赤に染め上げる“サルビアの道”完成に向けて、大黒池防災公園で300鉢のプランターに苗を移植した。
 “サルビアの道”は、1964年の東京五輪聖火リレー歓迎と郷土の偉人である円谷幸吉選手の活躍を願い、当時の須賀川高生徒会が中心となって、まちなかにサルビアを飾り、市を挙げて盛り上げた市民活動。
 円谷幸吉・レガシーサルビアの会は半世紀ぶりに“サルビアの道”を復活させることで、当時の活動を後世に伝えるとともに、2020東京五輪への機運を高める目的で昨年12月に発足した。
 活動のメーンとなるサルビアは、55年前の“サルビアの道”で飾られた花から採った種を円谷選手実兄の喜久造さんが永年育て続け、フラワーセンターの協力で3000株以上に増やした。
 レガシーサルビアの会を中心に、プランターを飾る予定の中心市街地商店会連合会など関係団体をはじめ、円谷選手の母校でもある須賀川一小と須賀川一中も協力する。
 6日は須賀川一小児童のふるさと学習の一環として取り組み、関係者のほか喜久造さんや前回聖火リレーで伴走者を務めた内藤祥一さんらも活動をサポートした。
 安藤会長が「皆さんの大先輩でもある円谷選手の思いを受け継いでほしいと思います。聖火リレーを盛り上げるサルビアを飾るため、心を込めて1本1本丁寧に作業してください」とあいさつした。
 同会顧問で半世紀前のサルビアの道にも関わった宗方保県議、円谷喜久造さんがサルビアの種の由来や込められた思いなどを紹介した。
 子どもたちはサルビアの苗に丁寧に土をかぶせ、まちなかを真っ赤に染め上げる“サルビアの道”復活を思い描いていた。
 参加した二瓶杏奈さんは「きれいに大きく育ってほしい。私も運動部で活動しているので円谷先輩はすごく尊敬しています」と笑顔で話した。
 なお須賀川一中生は10日午後3時半から校庭で、大町町内会は16日午前9時から大町よってけ広場でサルビアを植栽する。
 サルビアの開花状況を見ながら、7月中旬以降に松明通りをメーンに須賀川駅から並木町にかけて800鉢のプランターを飾る。