工事中の鳳坂トンネルを小学生が見学

鳳坂トンネルの工事現場に興味津々の児童たち

 ふるさと教育に力を入れる天栄村教委の歴史学び教室は6日、大里小5・6年生と湯本小6年生の児童ら計22人が参加し、(仮称)鳳坂トンネル工事現場などを見学した。
 村の歴史や文化について肌に触れて知ることで、地元への興味や郷土愛を育むことが目的で毎年実施している。
 大里の県指定史跡で約1400年前に作られたとされる前方後円墳の龍ケ塚古墳、県重要文化財に指定されている安養寺の法燈国師坐像、村指定重要文化財の武隈神社などを見学し、村文化財保護審議会委員らが文化財の由来や村の歴史などを解説した。
 また今年は大林組の協力により鳳坂トンネルの工事現場を見学した。鳳坂トンネルは総延長2538㍍のうち6日現在で約350㍍掘り進んでいる。
 児童らは事務所でトンネル工事に使われている道具や機械、工事の手順、完成予定のイメージなどの説明を受け、実際にトンネル内にヘルメットとマスクを着用して入った。
 説明を受けた内容を確認しながら、むき出しの壁面を見上げたり、大型の特殊車両に目を丸くしたりして、ふだん見られない工事現場に関心を寄せていた。
 最後に発破作業をトンネルの外で見学し、火薬の大きな音と振動に興奮した様子を見せていた。
 参加した児童らは作業員に1日の発破回数やトンネルの高さなどの質問を寄せ、「見たことがない機械がいっぱいあってすごかった」「完成が楽しみ」などの感想を述べていた。
 なお歴史学び教室は20日にも行い、広戸小と牧本小が同様の史跡などを見学する。