小倉埋平地区の伝統行事「御日祭」

伝統行事「御日祭」で大わらじの奉納

 須賀川市小倉埋平地区の伝統行事「御日祭(おひまつり・三日正月)」は1、2、3の3日間、地区住民が参加して行われた。
 春の農作業がひと段落するこの時期に、農作業を休みにして、大きなしめ縄を張り、長さ1㍍の大わらじ1個と小わらじ3個を奉納してお祝いする行事。
 2日は佐藤勝一代表ら15人が埋平集会場に集まり、わらじを制作したあと、橋本左近禰宜の神事が行われた。
 かつて出羽三山などのお参りに出かける際に、小川にわらじを浸して身を清めたといわれ、同地区ではこの奉納を「ギョウヤ」と言い信仰している。
 埋平の八坂神社東側に岩山があり、大小さまざまな供養塔がまつられている。
 大黒天、馬観音、勢至塔、月読尊の講中碑などが建立されている側のサクラの木に、大わらじを奉納した。
 道路から約4㍍も高い所につるされ、八坂神社までワラひもが連なり、ニンニク、唐辛子、ヒイラギなどが下げられ、小わらじは埋平にさしかかる道路の境の3カ所にまつられた。