天栄村二岐山開きに400人

橋を渡り、豊かな自然を満喫する登山者たち

 天栄村の第37回二岐山開きは2日、安全祈願祭を?山荘駐車場で開き、約400人が新緑の中、鳥のさえずりなどを楽しみながら今シーズンの初登頂に挑んだ。
 霊峰として長年親しまれてきた二岐山は標高1544・3㍍の男岳と1504㍍の女岳が二股に分かれて見えることからその名が付けられており、日本三百名山、うつくしま百名山に選定されているほか、縁結びの山ともいわれている。
 安全祈願祭は添田勝幸村長、明石邦宏観光協会長、登山者代表の高橋幸雄さん(福島市)が玉ぐしをささげて安全を願った。
 添田村長が参加者らに「山を愛する皆様を迎えられるのも、原生林のブナ、アスナロを守った地域住人、整備したてんえい山の会のお陰。けがなく登頂し、那須連峰や磐梯山、眼下には羽鳥湖や羽鳥湖高原も広がる360度の大パノラマを楽しんでください」と歓迎の言葉を述べた。
 山開き参加者には、毎年恒例の記念バッジと無料温泉入浴券がプレゼントされ、無料宿泊券などが当たる抽選会も行われた。
 村のマスコットキャラクター「ふたまたぎつね」に見送られ登山者らは出発し、原生林や小川などの美しさに足を止めて写真撮影なども行いながら登頂し、山頂での達成感を景色とともに味わっていた。
 下山時は甘酒が振る舞われ、二岐温泉で心地よい疲れを癒やす登山者らもいた。
 須賀川たばこ販売協同組合が携帯灰皿を配布し、須賀川地方広域消防本部湯本分遣所とともに山火事防止を呼びかけた。