狸森地区伝統「三日正月」

伝統芸能の自奉楽を披露

 須賀川市狸森区(榊枝正夫区長)の伝統行事「三日正月」は1日、狸森の南上集会場で行われた。
 春の農作業がひと段落するこの時期に、地域ぐるみで体を休め、秋の収穫に向けて鋭気を養う行事として、江戸時代の末期から始まったと伝えられている。江戸、薑、北上、南下、南上の5組が順番で行事を行っている。
 31、1、2の3日間は農作業の手を休める。今回は同地区に伝わる伝統芸能の自奉楽が行われ、子どもたちや青年らが「三匹獅子舞」や「白鍬踊り」を披露し、多くの地区民らが見学に訪れた。
 三日正月の祝宴には、来賓、区役員、近隣の人たち72人を招き新年会が催され、榊枝区長は「三日正月に合わせて伝統芸能の自奉楽を披露しました。地域の人たちにお世話になると思いますが、継承していきたいと思いますので、よろしくお願いします」とあいさつした。
 来賓の橋本克也市長、関根保良市議らが祝辞を述べた。
 関根栄吉前狸森区長の乾杯で祝宴に移り、祝謡が披露される中、秋の豊作を祈りつつ親ぼくと交流を深めた。