JR東日本副社長の講演会

JR東日本の地域づくりなどを説明する西野副社長

 天栄村の令和元年度特別講演会は28日、東日本旅客鉄道(JR東日本)の西野史尚副社長を迎えて羽鳥湖高原交流促進センターで開かれ、同社の地域づくりの取り組みなどを学んだ。
 今年9月に同センターをメイン会場に開催される第89回FICCオートキャンプ世界大会に向け準備が進む中、観光振興促進のノウハウなどを学ぶことが目的で、約100人が参加した。
 添田村長は「村の年間観光入込数は、震災前は約50万人(首都圏から8割)だったが、震災後は約25万人(同2割)まで減少した。関係者のPR活動などにより、現在は約31万人(同7割)まで回復した。オートキャンプ世界大会が外国人観光誘客などの励みとなるよう、今日の講演を学び、観光に活かしてほしい」とあいさつした。
 西野副社長は「地域創生と観光」をテーマに、震災後インバウンドを中心に成長を遂げている観光の現状やJR東日本の地域観光を誘客する取り組み、SNSなどインターネットの活用などを解説した。
 また西野副社長が取り組んだ施策「佐渡冬紀行」について、どのようにして閑散期だった冬期間に誘客したか、施策は年数を経過したことでどのような経過をたどったかなどを説明した。
 「地域づくりには鉄道技術と似たところがあり、息の長い努力の末に初めて成果が見える。何代にもわたり地域とともに前進し、豊かな地方づくりにつなげていきたい」と述べた。
 講演終了後、懇親会を開き、村の観光の取り組みなどについて意見を交わした。