中心市街地活性化事業は「概ね順調」

第1期計画事業結果など報告を受けた全体会

 須賀川市中心市街地活性化協議会(会長・渡邉達雄商工会議所会頭)の全体会は24日、会員ら約30人が出席して商工会館で開かれ、今年度から掲げる「歩いて暮らせるまちづくり強化プロジェクト事業」進捗状況などが報告された。
 渡邉会長のあいさつし、第1期中心市街地活性化基本計画最終フォローアップの報告、計画事業と「歩いて暮らせるまちづくり」事業の進捗状況について意見交換した。
 第1期中心市街地活性化計画は今年3月までの5カ年で「活気とぬくもりある賑わいあふれるまち須賀川」をテーマに、官民が連携しながら全64事業を展開した。
 総括では事業進捗・完了は、一部で遅れがあったものの計画期間中に主要事業が進捗・完了したことから「概ね順調」、活性化状況も回遊性向上・商業活動活性化・定住促進の3指標のうち2指標が達成、1指標(回遊性向上)も目標の98%に迫り「若干の活性化が図られた」と報告された。
 具体的には昨年10月の調査でまちなか9地点調査での平日歩行者通行量は2588人(目標2640人)、今年3月の調査で年平均出店者数は4・2店舗(目標3・2店舗)、中心市街地の居住人口(社会増減数)291人(目標85人)だった。
 昨年3月に実施した市民アンケートでも、「5年前と比べると中心市街地に活気が出てきた」とする割合が32%、一方で「変わらない」32・7%、「少しさびれてきた」と「さびれてきた」は計21・4%となった。
 市庁舎開庁、tetteオープンが好影響を見せ、歩行者通行量や飲食店を中心とした来店客増にもつながってきているとした。
 第2期計画の新事業であるシェアサイクルは、貸出スタートの4月26日から今月15日までで35件の利用があり、大型連休中の4月29日と5月3日に目立った利用があった。全て15分コースで12時間コースの利用は無かった。全利用者のうち3分の1以上が市外で、須賀川駅またはtetteポートからの利用。今後は観光ルートとセットにした情報提供、観光客へのwebによる事前情報発信なども検討する。
 6月からは新規創業を後押しするレンタルスペースや中心市街地情報発信などを目指すスモール拠点(ヤシロ時計店わき、旧オサダ自転車跡)オープンを予定している。