読書推進計画3月策定へ

昨年度利用実績や計画策定など協議

 須賀川市図書館協議会は23日、委員ら約20人が出席してtetteで開かれた。子どもを含めた全ての世代における読書活動推進に向けた諸施策展開を目指す、(仮称)市読書活動推進計画の来年3月策定・公表に向けたスケジュールなどを確認した。
 初めに橋本克也市長が新任委員の薄井英一須賀川二中校長と植田訓市PTA連合会長に委嘱状を交付した。
 橋本市長はtette内に移動した中央図書館について「役立つ図書館、居心地の良い図書館を目指し、20万冊の蔵書を館内テーマごとに配架しています。毎日の貸出冊数も昨年度と比べて700冊から1000冊に、利用者カード新規登録者も月平均100人から600人へと増えました。今後も読書の楽しさを幅広い年代に広める活動に取り組んでまいります」とあいさつした。
 また市内全小学1年生から3年生に通帳型の「読書の記録」を配布し好評を得ていることも紹介した。
 委員長に薄井須賀川二中校長を選出し、議事は昨年度各種報告、今年度事業計画、(仮称)読書活動推進計画の考え方など協議した。
 昨年度の実績として中央図書館(旧市図書館)はtette移設のため約4カ月休館したこともあり、開館日数181日、貸出者数3万4563人、貸出冊数13万4872冊で前年度より減少した。子ども読書週間に合わせたおはなし会や絵本教室、子ども読書活動推進講座、昨年12月の閉館イベント「ありがとう図書館」などを行った。
 長沼図書館は開館276日で貸出者数5181人、貸出冊数2万4073冊。春と秋のリサイクル広場、手づくり教室や図書館クイズなどのこどもまつり、大人のための折り紙教室などを開いた。
 岩瀬図書館は開館276日で貸出者数8410人、貸出冊数4万291冊。多読年間コンクール、子ども読書の日「おすすめ本の展示」、本と絵本のお楽しみ袋、地域との交流会などを催した。
 3館合計で入館者数5万4591人、貸出冊数19万9236冊、利用者数5万7472人、登録者数3万50002人となった。
 今年度も図書館こどもまつりや読書活動推進事業をはじめ、中央図書館は開館1周年記念事業、長沼図書館は恒例のこわいおはなし会&きもだめし会、岩瀬図書館は多読年間コンクールなどを通して読書活動を応援する。
 平成21年2月に策定以降見直しされていない(仮称)読書活動推進計画について、見直しを市の喫緊の課題ととらえ、庁内関係課で作成検討委員会を組織して素案を、7月から検討委員会を開いて12月に原案を作成し、図書館協議会と教育委員会で審議し、来年3月の策定・公表を目指す。
 会義は須賀川市図書館資料選定委員会も併せて開かれた。