今もかがやき

No.40

やぶき せいじ矢吹誠次さん(73)

須賀川市前田川


30年以上続ける野球審判員

人と人とのつながり大切に

 野球シーズンも本番を迎え、 管内の球場では毎週末、 白熱の試合が繰り広げられている。 大会を支える審判員の一人である矢吹さんは、 この道30年以上の大ベテランだ。 「根っからの野球好きですから」 と屈託のない笑顔を見せる。
 市内の工場などで64歳まで勤め上げ、 引退後は岩瀬の里山再生事業などにも関わった。
 須賀川野球連盟の副会長などを務め、 審判員の人手不足や高齢化が問題となる中、 率先して汗を流し、 地域の野球文化に貢献した功績は県や須賀川市体育協会からも認められ、 功労賞を受けている。
 公平公正な判定を心がける矢吹さんが特に神経を使うのは、 成長ざかりの中学生の試合だという。 「応援の気持ちを隠しながら、 素直な成長を見守っています」。
 趣味は山での山菜摘みで、 マタタビの新芽の天ぷらが特にお気に入りとも。 これからについては 「人とのつながりを大切にしながら、 健康に穏やかに、 今まで通り過ごしていきたいです」 と微笑んだ。