田んぼアートで岩瀬農業高の育苗始まる

田んぼアートに向けて種まきする岩農生たち

 「眠れる美女」を稲で色鮮やかに描く鏡石町の「田んぼアート」事業に向けて、岩瀬農業高(渡辺譲治校長)生物生産科3年生約10人は19日、同校ハウスで稲の種まきを行った。
 同校は絵柄の測量や育苗、田植えなど全面協力し、5月26日予定の田植えイベントに向け準備が始まった。
 生徒たちは県オリジナルコシヒカリ「天のつぶ」以外の8種類の種を育苗箱にまき、ビニールハウスで約1カ月間育成させる。
 黒25枚、黄45枚、白55枚、赤15枚、橙15枚、濃緑10枚、濃赤10枚、初めて使用する緑米10枚合わせて185枚の育苗シートを完成させた。苗は1カ月で12㌢ほどまで生長する。
 5月下旬には環境工学科生徒が絵の下書きとなる測量作業、26日に生物生産科生徒が豊作祈願田植え祭り参加、6月下旬にヒューマンサービス科生徒が周辺花植え、10月中旬に生物生産科生徒が豊作祈願稲刈り祭りに参加する。
 食品科学科生徒が田んぼアート米を活用した商品開発、アグリビジネス科生徒が開発商品を販売する高校生カフェを開催するなど、同校は町の魅力発信、活性化の一助を担っている。
 今年度は70㌃の田んぼにイラストレーターの湖川友謙さんがデザインを手がけ「眠れる美女」を表現する。 
 昨年度の「うさぎとかめ」は一般観覧開始の6月22日から1月9日までで3万2010人が観覧に訪れた。