天栄村出身の大須賀医師が公病で研修

研修に励む大須賀医師

 公立岩瀬病院(伊東幸雄企業長)は今月から県立医大を卒業した4人の臨床研修医が実習に臨んでいるが、今年度初めて天栄村出身の大須賀穂高さん(24)が同病院で勤務を始めた。
 企業団構成4市町村出身の研修医は平成25年以来。大須賀さんは牧本小、天栄中、安積高を経て、この春医大を卒業した。
 幼い頃から「人を助ける仕事に」と考え、高校時代に聞いた医師の講演をきっかけに、目の前で苦しんでいる人を自分の手で助けることができる職業として医師を選択した。
 医大を卒業するにあたり、公立岩瀬病院の施設と医療技術がともに県内トップクラスであること、学生時代の研修で三浦純一院長から「(医療現場は)全ての職業が平等であり、ともに学び合える職場であるべき」の言葉に共感して同院での臨床研修を選択した。
 現在は小児科医師の指導を受けながら、実際に患者を診療しつつコミュニケーションを構築する大切さを学んでいる。
 1年かけて様々な診療科で実習を積む予定で、「学生の頃と比べて分からないことばかりですが、皆さんの支えもあり、毎日が充実しています」と語る。
 「患者さんは一人ひとり治療に臨む背景が違うのでよく話を聞いて一人ひとりに寄り添える医師になりたい」。一人の医師として須賀川・岩瀬地方の地域医療を支えるだけでなく、継続的に適切な医療を提供できるシステム構築ができればとも話す。将来は総合診療科医師を目指す。
 時間ができれば温泉に入りに行くことが好きで、早速市民温泉に行き「肌がつるつるになって良いお湯でした」と笑顔を見せた。
 なお今年度は福島市出身の佐藤佑紀医師、石川町出身の千代田高明医師、沖縄出身の並木早苗医師も同院で研修に臨んでいる。