春の観光名所 須賀川牡丹園が開園

大輪の花を咲かせて来園者を迎えた促成牡丹

 樹齢200余年の古木をはじめ290種7000株の牡丹が咲き競う、全国唯一の国指定名勝「須賀川牡丹園」は19日に開園し、園内は促成牡丹やチューリップ、サクラなどが見頃を迎えている。路地牡丹のつぼみも膨らみ始め大型連休後半の5月上旬から開花の最盛期を迎えるものとみられる。
 須賀川牡丹園は250余年の歴史を誇り、色とりどりの牡丹が豪華絢爛に咲き誇る須賀川が誇る春の名所として、毎年県内外から多くの観光客が足を運んでいる。
 開園式は正面入り口前で行われ、栁沼勝馬牡丹園保勝会理事長、橋本克也市長、関係者ら約50人が参列した。
 栁沼理事長は「須賀川が最も輝く季節がまいりました。今年の見頃は5月上旬からとみられ、牡丹会館では牡丹園をこよなく愛した松尾敏男画伯ゆかりの作品を展示しております。ぜひ、ごらんください。これからも牡丹園が次世代にも誇れる市民の宝として愛されるよう取り組んでまいります」とあいさつした。
 橋本市長は「市民の誇りである須賀川牡丹園開園の日を迎えました。1年を通して丹精込めて育てられた保勝会の皆さんと須賀川三中はじめ企業の方々の活動に心から感謝します。今年は新しい時代を迎える記念の牡丹園です。人々の記憶にとどまる感動を届けてくれることと期待しています」とあいさつした。
 開園を祝うテープカットは栁沼理事長ら関係者がハサミを入れ、須賀川のマスコットキャラクターボータンが見守り、牡丹キャンペーンクルーの小野寺里佳子さんが介添えして花を添えた。
 早朝から入り口前に並んだ来園者のうち先着10人に牡丹鉢がプレゼントされた。
 牡丹は王者の風格を花ことばに持ち、最盛期には直径20㌢を超える大輪が楽しめる。ほかにも甘い香りが人気の白フジ、5月から見頃となるウコンザクラ、堂々としたたたずまいが歴史の風格をみせる大ケヤキなども毎年話題を呼んでいる。
 春の大型連休中の牡丹園では奥州須賀川松明太鼓保存会の太鼓演奏を皮切りに、すかがわ太極拳04、須賀川桐陽高書道部、古寺山自奉楽保存会などが出演して多彩なステージを披露する。
 5月5日の子どもの日は、須賀川市とM78星雲光の国姉妹都市提携6周年を記念して、午前11時と午後2時からウルトラマンR/B(ルーブ)ショーを開催する。ナゾラリーウルトラマンレギアの挑戦状も先着300人で実施する。
 有料開園は26日からで、入園料は高校生以上500円、小中学生200円。園内を須賀川ふるさとガイドの会メンバーがボランティアで案内するほか、大型連休を中心に牡丹キャンペーンクルーの3人が来園者をお出迎えする。
 今月28日からはフラワーセンター企画展「歴史から見る牡丹展第2弾」が始まる。