9年ぶり藤沼湖でマラソン大会

復興した藤沼湖湖とサクラを紹介する深谷社長

 東日本大震災の被災から復興した須賀川市の農業用ダム藤沼湖で6月29日に9年ぶりのマラソン大会「藤沼湖クリテリウム」、同30日には「ツール・ド・ふくしま第2戦」が初めて行われる。藤沼湖の復興をアピールしようと企画されたもので、震災後初の大型スポーツイベント開催に地域の期待も高まっている。
 藤沼湖では毎年、長沼公民館主催の藤沼湖湖畔マラソン大会が行われていたが、震災により湖畔を周回する道路が壊れてしまって以降実施できずにいた。
 復旧が進み今年3月に開通したことを受け、福島民報社、Link TOHOKUが企画し開催する。
 同湖は1周約3㌔、マラソン大会は公園管理センター前スタートで時計回りに周回する。大人の部10㌔、子どもの部3㌔、4人1組の駅伝の部12㌔を設ける。自転車ロードレース「ツール・ド・ふくしま」は年代・実力別のタイムトライアルなど周回レースを繰り広げる。開始時間や通行止めなど詳しい内容は今月25日に市役所で協議する。
 開催日は長沼地域の復興のシンボル「奇跡のあじさい」が見頃を迎える時期でもあり、藤沼湖自然公園指定管理者「おもふるハート」の深谷武雄社長(73)は、「9年ぶりの大きな大会はとても楽しみ。お土産などたくさん用意して参加者たちをもてなしたい。5月6日には第2回復興・藤沼湖自然公園ウオーク、7月14日は奇跡のあじさいコンサートなどのイベントも企画。震災前のにぎわいが復活してほしい」と喜びを話す。
 大会エントリーはホームページ(https://tour-de-fukushima.com/)で受け付ける。締め切りはマラソンが6月20日、ロードレースが6月23日。問い合わせは事務局(℡050―5356―7787)まで。