条例施行により初の手話同時通訳

記者会見の内容を手話同時通訳

 須賀川市は今月1日から「須賀川市手話言語条例」を施行し、手話を必要とする人のため市が発信する情報に手話を添えて、全ての市民がともに生きる地域社会づくりを目指している。15日に市役所で開かれた記者会見で初めて手話による同時通訳が行われ、その様子は市ホームページで配信する。
 記者会見では橋本克也市長の文化伝承館の名称「風流のはじめ館」決定などの説明を、市社会福祉課職員が手話で同時通訳した。
 これまでも窓口に耳が不自由な来庁者が来た場合や市主催イベントなどで手話通訳を行ってきたが、記者会見など公式な場での同時通訳は今回が初めてとなる。
 成人式や国際短編映画祭など大きなイベントでは手話サークルあゆみ会など市民団体と連携して通訳にあたっている。
 市はこれからも「手話は言語である」という認識に基づき、手話を必要とする人が手話を使用しやすい環境整備や必要な施策推進、市民の理解促進に向けた取り組み、手話の普及などに努めていく。
 なお市ホームページでは15日の会見事項配信のほか、これまでも広報すかがわに掲載してきたような、あいさつや道案内など簡単な手話情報を配信していく。