満開のエドヒガンザクラ花見会

満開のエドヒガンザクラと記念撮影する保存会メンバー

 樹齢300年を超えるとも言われる須賀川市の神炊館神社のお諏訪の杜エドヒガンザクラの保全活動に取り組む保存会メンバーら約20人は13日、満開となったエドヒガンザクラの花見を楽しんだ。
 深谷幸弘会長は「今日は絶好の花見日和となりました。残念なことに12日の大雪で太い枝が折れてしまいましたが、これからも大切に保存していけるようご協力をお願いします」とあいさつした。
 保存会から委託を受ける須賀川市造園業者協力会の倉田昭夫会長は、年2回のサクラ周辺の下草刈り、遊歩道のウッドチップ敷きつめなど昨年度の整備状況を報告した。
 保存会では多くの市民にも満開になったエドヒガンザクラを楽しんでほしいと、18日まで夜間ライトアップを実施する。
 お諏訪の杜のエドヒガンザクラは日本古来の野生種で、江戸時代から須賀川の様々な歴史を見守ってきた。全国的に見ても市街地に群生地が存在する環境は珍しく、この貴重な絶景を後世に伝えていこうと、保存会は平成18年度に発足した。
 震災後は復旧・復興に取り組む被災地を応援しようと、日本さくらの会を通してエドヒガンザクラの種子が北海道に届けられ、「復興のサクラ」として道内各地で育てられている。