3学部の「須賀川大学」開校

まちづくりへ意見交換する参加者たち

 須賀川の次世代を担うリーダー育成とシャッターのないまちづくりを目指す「須賀川大学」が11日に開講し、web広告やSNSなどあらゆるツールを活用して活動する、経営戦略・初耳・マネジメントの3学部が実質的なスタートを切った。開校式は商工会館で開かれ27人が参加した。
 大学の前身となる若手まちづくり推進協議会は昨年度発足し、各個店の魅力アップや経営者の資質向上を目的とした事業を取り組んできた。今年度から名称を「須賀川大学」に改めることで、若手経営者が主体的に学び、資質を成長させる場の創造を目指していく。
 活動の中心となるのは経営戦略・初耳・マネジメントの3学部。
 経営戦略学部は新規事業のアイデアや想いをどうやって形にするかなどの課題や悩みについて学部生はもちろん、関係機関と連携して解決を目指す。多店舗の既存商品や工夫を組み合わせたオリジナル商品開発につなげ販売する、コラボ商店街やにちようびの購買部などの活動を展開している。
 初耳学部は専門的な知識の習得を通して、基本の再確認やそこからの発見を新たな仕事に結び付ける。若者世代が利用するSNSで注目されるための効果的な写真の撮り方や商品紹介の仕方などを学んでいく。
 マネジメント学部はリーダー戦略塾などを開きながら、市内の事業所・自治体・商工会議所の若手メンバーがマネジメントや事業戦略の考え方などを学ぶ場を設け、考え方を共有することでスピード感あるまちづくりや同じ方向性を向いて活動できる環境づくりを目指す。
 昨年度から商品開発などに成功している「コラボ商店街」や毎月第3日曜日に参加店の特売を実施中の「にちようびの購買部」事業をさらに発展・向上させ、各学部のセミナー開催と併せて、活動の輪がさらに市内全域に広げる。
 開校式で米倉政経営戦略学部長(ヨネクラ)が「皆さんとともに様々なことを学び、同じ方向を見て共に取り組めるよう活動していきましょう。須賀川大学が有意義な活動となるよう期待しています」とあいさつした。
 来賓の橋本克也市長(代読)、飛木孝久商工会議所専務理事が祝辞を述べ、3学部の紹介に続いて吉田有希さん(Revol)が「良いアイデアの生み出し方とは」をテーマにセミナーを開いた。
 参加者たちは5つのグループに分かれて、須賀川の将来やそれぞれの個店と商品魅力アップにつながるよう積極的に意見交換していた。
 なお3学部は4月下旬以降、さまざまなセミナー開催を予定している。詳しくは須賀川大学ホームページまたは商工会議所中小企業相談所(℡76―2124)まで。