今年度は21行政区の除染除去土壌搬出

 須賀川市は東京電力第一原発事故に伴う住宅除染で発生した除去土壌などの中間貯蔵施設へ順次輸送しているが、今年度は長沼、岩瀬、仁井田の計21行政区から合計5万3000立方㍍を搬出する。
 これまで上半期に実施する長沼地域の上江花、下江花、小中、志茂、矢田野、横田、花の里、木之崎4地区(北作、上木之崎、下木之崎、箕輪北原)の8行政区、岩瀬地域の矢沢、町守屋、里守屋、源田原、下柱田、上柱田、弥六内の7行政区で住民説明が終了し、搬送用の積み込み場設置など準備が整い次第順次搬送を行う。
 下半期に実施する岩瀬地域の梅田、東部、滝、今泉、新田の5行政区と仁井田の向陽町行政区は実施に向けて住民説明会の準備を進めている。
 これまでのところ、市全域の除染作業で発生した除去土壌など約20万立方㍍のうち、2月20日現在で約4万5000立方㍍の搬出が終了し、今年度搬出分と合わせて年度末までに市全体の約半分を中間貯蔵施設に搬出できる見通しとなった。
 市内学校施設からの除染土壌など搬出作業は昨年度中に全ての施設で完了している。
 市は今後も市民の放射能に対する不安を1日でも早く払拭できるよう、早期搬出に向けて関係機関と協議し取り組む。
 除染除去土壌搬出は住宅除染を先行した地域から順次実施しており、市内全域からの搬出に向けて準備を進めていく。
 なお放射性物質濃度が基準値より高い農業用ため池の堆積物除去作業は昨年度中に県モデル事業を含めて28カ所で実施済みで、今年度中にさらに7カ所で作業を行い市内全域で完了する予定となっている。