犯罪と少年非行の概況まとめ

犯罪と少年非行の概況を発行

 須賀川署と須賀川地区防犯協会連合会は管内の30年現況をまとめた「犯罪と少年非行の概況―犯罪の起きにくい社会をめざして」を発行した。少年警察ボランティアや年間を通した活動写真も併せて掲載している。
 昨年1年間の刑法犯認知件数は457件(前年比78件減)、検挙件数148件(同20件増)。犯罪を種類別にみると、窃盗犯が最も多く351件(同46件減)、検挙118件(同55件増)、次いで粗暴犯認知20件(同8件減)、検挙16件(同7件減)、知能犯認知20件(同2件減)、検挙7件(同増減なし)。
 窃盗犯は刑法犯認知件数の76・8%を占め、351件のうち万引き54件、自転車盗46件、車上ねらい35件で計135件、29・5%を占める。
 交番・駐在所別にみると、西袋交番155件、駅前交番125件、鏡石駐在所74件。西袋は万引きと車上ねらい、駅前と鏡石は万引きと自転車盗が多い。
 なりすまし詐欺は予兆電話と認められる届け出が138件で前年より37件増えたが、被害件数は5件(同2件減)。被害総額は658万円で昨年から2件減ったが被害総額は88万円増えた。
 内訳はオレオレ詐欺3件で被害総額430万円(同74万円増)、架空請求詐欺と融資保証詐欺がそれぞれ1件。年齢別被害状況は65歳未満2人、80歳代3人。
 非行少年・不良行為少年総数は96人で前年から40人減少した。非行少年は15人(同14人減)、不良行為少年は81人(同26人減)。刑法犯少年の主な内訳は万引き3件、自転車盗と住居侵入等がそれぞれ2件。学識別にみると高校生4人、中学生3人、他の学生1人。
 常習化しやすく非行の入り口となりやすい万引きや自転車盗は5人で全体の62・5%を占めた。
 少年非行検挙・補導状況は81件(同26件減)。主な内訳は喫煙23件(同7件減)、飲酒20件(同8件増)、深夜はいかい20件(同28件減)。
 学識別では高校生27人、無職少年21人、有職少年13人、中学生12人だった。