羽鳥ダム貯水率53・56%、水不足の恐れも

干上がった沿岸部が露出する羽鳥ダム

 須賀川市、鏡石町、天栄村をはじめ2市2町3村にまたがる3281㌶の水田に農業用水を供給する羽鳥ダムの貯水量は28日現在で1389万8645立方㍍、貯水位は679・11㍍、貯水率は53・56%(昨年同期比33・43%減)となっている。今年は5月10日から取水開始の予定だが、例年と比較しても低い貯水率となっており、水不足を懸念する声も聞かれる。
 羽鳥ダムは満水時有効貯水量約2600万立方㍍に対し、年間総取水量が約3400万立方㍍で、不足の800万立方㍍を梅雨時期の降雨で補っている。
 例年3月末頃の貯水率は85%程度で、8月に放水を終了した昨年は、同時期の貯水率が86・99%だった。
 現状の要因として、昨年8月に貯水率10%を割った後、貯水量を回復させるまで降雨がなかったことが考えられる。また今シーズンは例年になく雪の少ない年であったため、雪解け水も多くない。
 これから春も本番となり、間もなく田植えの時期を迎えるが、農業関係者らに対策の準備が求められる。