4月1日から防災広場供用開始

4月1日から供用開始となる「防災広場」

 須賀川市が市役所西側に建設していた「防災広場」が完成し、4月1日から平常時はイベントや憩いの場として、災害発生時は緊急避難所などとして利用される。
 東日本大震災と東京電力第一原発事故から8年が過ぎ、市は経験と教訓を引き継ぐため「災害につよいまちづくり」を進めてきた。
 敷地面積約2650平方㍍、中央付近に直径20㍍の人工芝、約35㌧の雨水貯留施設、鉄筋コンクリート製のキャノピー5基、人工木デッキ製のステージ、かまどベンチ2基、マンホールトイレ5カ所、非常用コンセントなどを設置する。
 キャノピーは簡易型コンクリ製東屋(あずまや)のイメージで、ブルーシートなどで周囲を覆うと簡易テント、イベント特設ブースなどさまざまな形で活用できる。
 防災広場は、災害時にはキャノピーを利用した簡易テントをはじめ、かまどベンチやマンホールトイレ、非常用電源によるコンセントなどによる避難所としても解放される。
 平常時は子どもたちの遊び場だけでなく、人工芝広場を利用した各種イベントなど幅広い憩の広場としての活用が期待される。
 4月1日の利用開始に合わせたオープニングイベントなどは行わず、初日から誰でも気軽に利用できる。
 旧大黒池を埋め立てた須賀川一小隣の防災公園と合わせて、震災後の防災関連施設はほぼ完了し、万が一に備えた一定の準備が整った。
 須賀川市は新庁舎完成に合わせて災害情報や被害情報などをデーターベースとして一元管理して速やかに対応するための「総合防災システム」を稼働しているほか、ウルトラFMと災害協定を結び発災時の情報発信体制も整備強化した。