地域包括ケアシステム講演会

小澤院長の説明を熱心に聴く参加者たち

 須賀川市・須賀川医師会の地域包括ケアシステム講演会兼在宅医療研修会は24日、市役所大会議室で開かれ、苦しむ人に寄り添うための援助的コミュニケーションを学んだ。
 医療・介護関係者や民生児童委員ら約130人が参加した。
 横浜市のめぐみ在宅クリニックの小澤竹俊院長を講師に迎え、「住み慣れた地域で人生の最後まで過ごすために」をテーマに講話した。
 苦しむ人への援助と5つの課題として①苦しんでいる人は、自分の苦しみをわかってくれる人がいるとうれしい②相手の苦しみについてキャッチする③相手の支えについてキャッチする④どのような自分であれば相手の支えを強められるかを知り実践する⑤自らの支えを知る―5点を挙げ、順に解説した。
 小澤院長は「苦しみはわかってくれそうな人にだけ伝えるもの。理解者になるために、相手の言葉を言語化して返す反復、相手の心の準備を待つ沈黙、相手の支えを意識して尋ねる問いかけが重要です」と説明した。
 参加者たちは話に引き込まれ、熱心に耳を傾けていた。