新道の駅施設や魅力発信拠点の整備へ

新たに整備する公園の一部

 天栄村は道の駅季の里天栄の南西に隣接する大里天房地内の農用地区域と森林区域5万6436平方㍍を活用し、新たな道の駅施設やドッグラン、自然を散策できるウオーキングコースなどを備える(仮称)てんえいふるさと公園を整備する。観光客に村の魅力を発信する新たな拠点となるだけでなく、村民の子育て支援、健康増進の場作りとしても期待を集めている。
 村は地産地消、安全安心、新たな産業の創出の場、にぎわい、交流の拠点を整備するため、平成27年度に道の駅の機能拡充計画を策定した。
 公園は中通りと会津を結ぶ国道294号線沿いに位置し、県を代表する観光地の入り口という強みを持つ。
 豊かな地域資源を活用した農業、商業、観光業の振興、地域住民と都市住民との交流促進を図るほか、村の子育て世代が安心して楽しく一日を過ごせる、村民の運動習慣を根付かせるなど、村内外にとって魅力ある公園の整備を目指す。
 道の駅施設は公園内に広さ約463平方㍍の平屋建てを建設し、季の里天栄を移転する。地元の食材を味わえる食堂や特産品の直売場など、道の駅の基本機能である「飲食」「物販」「情報提供」を充実する。移転後の現施設は活用方法を検討している。
 多くの観光客や村民が集えるよう、駐車場は普通車44台、大型車9台、駐輪場と電気自動車用の充電スタンドを設ける。
 また西側の森林区域を間伐しヤマザクラなどを植栽、ウオーキングコースを整備することで四季折々の自然を観賞できる観光地化や村民の健康増進につながる自然公園の側面も充実させる。
 自然公園はふるさと文化伝承館とも隣接しており、村への関心をより高める拠点としての相乗効果も期待される。
 村は5788万656円で用地を取得、新年度当初予算に造成工事費5000万円を計上し、(仮称)鳳坂トンネルの掘削残土を使って土壌整備を進める。2022年度に建物工事を着手、翌年のオープンを目指す。