4月5日からながぬまさくら紀行スタンプラリー

 須賀川市長沼地域のサクラの名所9カ所を巡る「2019ながぬまさくら紀行スタンプラリー」は4月5日から21日まで開かれる。散策路として人気を集めていた農業用ダム藤沼湖東側市道の通行止めが解除されたため、湖畔を一周し、湖や山並み、湖面に映えるサクラを8年ぶりに楽しめるようになる。
 東日本大震災により藤沼ダムが決壊して甚大な被害を受けた藤沼湖自然公園内には、湖を周回する道の両側や丘陵にソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤマザクラなど約100本が咲き誇る。震災を乗り越えた長沼と壮大なサクラの共演をたん能できる。
 スタンプラリーは期間中に各名所に置いてあるスタンプを5カ所集めた500人に藤沼温泉「やまゆり荘」無料ペア入浴券が抽選で贈られる。
 主催の長沼観光物産振興協会は「参加者全員にチャンスを」と、昨年から先着順をやめて抽選方式に変更したため、焦らずそれぞれのタイミングで咲き誇るサクラを楽しめる。
 スタンプ対象は、永泉寺のシダレザクラ、護真寺のサクラ、古舘のサクラ、長楽寺のサクラ、岩崎山史跡公園のサクラ、横田陣屋御殿桜、兎内のサクラ、長沼城址のサクラ、藤沼湖のサクラの9カ所で、それぞれ木のそばにスタンプラリー台紙を配置する。
 同時開催の「ながぬまさくらフォトコンテスト」の対象にもなっていることもあり、毎年県内外から多くの花見客でにぎわう。
 期間中のイベントとして、長沼商工会の「城山夜桜ちょうちん」ライトアップが開花時期に合わせて午後6時から9時まで、「城山茶屋」は午前9時から午後2時まで、長沼城址で開かれる。
 4月7日午前10時から午後2時まで、県指定重要文化財の「護真寺木造宝冠釈迦如来座像」、14日午前11時から午後2時まで、市指定有形文化財の永泉寺狩野安信筆「達磨図」を特別公開する。
 郡山観光交通社内桜審議委員会の枝垂れ桜花番付で横綱、大関に次ぐ関脇に選ばれた横田御殿桜は、江戸時代に横田の地を所領していた溝口氏の邸宅内に植えられていたため「御殿桜」と呼ばれ、館の主に愛された桜と伝えられている。樹齢は300年で、長沼地区で一番早く咲く桜として知られている。景観を損ねていた電線の移設工事が昨年完了し、ベストスポットとも言える正面からサクラを眺められる。
 ほかにも県指定天然記念物で、同番付前頭九枚目に選ばれた護身寺の桜樹や須賀川市の天然記念物に指定されている永泉寺のシダレザクラなど、長沼には全国的に有名な桜が多く、今年も多くの観光客でにぎわうことが期待されている。
 協力店は次の通り。
藤沼温泉やまゆり荘、梅ちゃん加工所、まるまんストアー、松屋菓子店、ちから寿し、松本精肉店、円谷商店、ラーメン一石、太田屋菓子店、あがつま菓子店、池田商店、ながぬまショッピングパークアスク、二瓶食品