春季火災予防運動始まる

とらじろうと一緒に救急車を見学する親子

 須賀川消防署(会田政男署長)は1日から7日までの「春季全国火災予防運動」にちなみ、市民交流センターで火災予防啓発用品の配布や緊急車両見学などを行い、火災予防思想の一層の普及を図った。
 体験コーナーでは、署員が使用している防火衣と子ども用防火衣の試着、火災予防トイレットペーペーの配布、住宅用火災警報器設置とメンテナンスの重要性の説明、緊急車両見学を実施した。
 防火DVD観賞ブースでは、火災が起きやすい状況や起きたときの対処法などを放映し、署員と消防本部のマスコットキャラクター「とらじろう」が来館者たちに広報チラシを配布して回った。
 運動は火災が発生しやすい時期を迎えるにあたり、高齢者らを中心とする死者発生の減少や財産の損失を防ぐためにも実施している。乾燥時と強風時の火災発生防止、放火防止策、林野火災予防の4項目が重点目標。
 2日午前10時からは長沼のショッピングパークアスクで火災予防広報チラシやトイレットペーパーなど配布する。
 4日午前9時半からは認定こども園オリーブの木と仁井田幼稚園で着ぐるみを活用した火災予防寸劇、7日午前9時から天栄村内で村役場職員とともに各世帯に防火訪問する。
 昨年の同管内火災発生件数は56件、中でも建物火災が27件と最も多く、3人が死亡した。いずれも住宅用火災警報器を設置していなかった。「暖房器具の周囲には衣類など燃えやすいものを近づけない、屋外で火を取り扱う場合はその場を離れず消火器の準備や消火の確認を必ずする」よう呼びかけていく。