市敬老祝金支給区分見直し

 須賀川市は4月から長寿を祝う敬老祝金の支給区分を見直し、介護予防事業を強化する。18日に開かれた記者会見で橋本克也市長が説明した。今年夏までにウルトラ長寿体操など積極的に活動する集会所など2カ所をモデル地区に選び、運動器具を設置・支給して活動をサポートしていく。
 敬老祝金は市に住所を持つ高齢者に対し敬老の意を表し、福祉の増進を図る目的に支給してきた。
 現状を踏まえた市は、健康的で自分らしく長期間生活できる健康寿命の延伸を目指し、高齢者の健康増進、さらなる介護予防事業への取り組み強化など限られた財源の配分見直しを図っていく。
 そのため他市の支給水準を勘案し、介護予防事業などへの配分見直しを踏まえて支給区分を改正する。
 これまでの敬老祝金は贈呈対象年齢を81歳、85歳、88歳、90歳、99歳、100歳の「6区分」としてきたが、4月以降は88歳と100歳の「2区分」に変更する。支給金額は88歳が1万円、100歳が10万円で現行のままとなる。
 介護予防事業の取り組み強化策とし、今年度から地域における住民主体の介護予防(通いの場など)の取り組み推進、商品券・温泉利用券のどちらにも使える敬老祝品支給、市オリジナル介護予防「ウルトラ長寿体操」の普及啓発を図っている。
 来年度は集会所などに運動器具をモデル的に設置する「運動器具設置推進事業」、はり・きゅう・マッサージ券の利用制限をなくす「施療費助成事業拡充」、認知症で外出中に迷子になることの多い高齢者を介護する家族にGPS位置情報端末を貸与する「認知症高齢者GPS機器貸与事業」に取り組む。