「須賀川木遣り唄」復刻

額装した「須賀川木遣り唄」を報告した韮山さんと伊藤さん

 須賀川若鳶会は昭和初期ごろまで当地方に伝わっていたとされる「須賀川木遣り唄」を昨年復刻し、新たな歌詞を盛り込んで新生木遣り歌を完成させた。18日は伊藤哲也相談役、韮山正人副会長らが市役所を訪れ、橋本克也市長に額装した木遣り唄を寄贈した。
 須賀川木遣り歌は鳶の仕事などで歌われていた労働歌だが、戦後以降途絶えていた。若鳶会は先人らの協力を得て口伝されていた歌詞を集めて「牡丹」や「松明あかし」などの新しい歌詞を加えて完成させた。
 新生「須賀川木遣り唄」は、囃し言葉に続いて2番の歌詞が「五月ぼたんの 花咲く頃は アーヨイト お月さんでも アーナントー 舞い遊ぶ」、3番は「上げれ上げれと この火を上げれ アーヨイト 松明あかしよ アーナントー 栄(いやさか)に」など、須賀川を代表するフレーズを盛り込んでいる。
 報告には須賀川若鳶会の牡丹柄はっぴを着た伊藤相談役と韮山副会長、廣瀬鋭一を組代表取締役(鏡石町岡ノ内)、高橋秀勝市議が同席した。
 伊藤相談役が扇子を手に、須賀川木遣り唄を渋い声で披露すると、橋本市長は「素晴らしいものを聞かせていただきありがとうございます」と笑顔を見せた。
 須賀川若鳶会は今後、多くの人に須賀川木遣り唄を知ってもらい伝えていきたいとし、来年3月に須賀川で開かれる県鳶土木工業連合会大会でまとい振りと一緒にお披露目すると報告し、「ぜひ、市民交流センターで開ければ」と要望した。