俳句ポスト年間特選句の最高賞に星さんら

 須賀川の俳句文化継承と発展を目的に市内外から作品を募集している、平成30年度俳句ポストの年間特選句が15日に発表された。一般の部最高の牡丹賞は佐久間博信さん(東京)の「宇津峰へ落ちて怒涛の天の川」、子どもの部ぼたん賞は星かのんさん(柏城小2年)の「ひらひらともみじの手紙ふってくる」が選ばれた。
 須賀川は俳聖松尾芭蕉ゆかりの地であり、江戸時代から脈々と俳句文化が受け継がれ、多くの俳人・文人を輩出してきた。
 俳句ポストは昭和60年から須賀川牡丹園など市内の景勝地23カ所に設置したほか、市内全26小中学校にも設置して俳句作品を広く募集している。
 今年度は平成30年1月21日から31年1月20日までの投句作品を、森川光郎代表はじめ桔槹吟社同人と山暦会員の阪路卓美さんが審査した。年間特選句のほか、下半期の入選句(後日掲載)も発表した。
 北は宮城県、南は熊本県から3388人(一般300人、子ども3088人)9208句(一般3686句、子ども5522句)が寄せられた。
 年間特選句・秀逸句など受賞者には、自筆受賞句を御影石に彫った石楯や図書カードなどを贈る。
 年間特別賞受賞作品は次の通り。
◇一般の部▽牡丹賞(年間特選句)=佐久間博信(東京)「宇津峰へ落ちて怒涛の天の川」▽赤松賞(年間秀逸句)=道山孝男(宮の杜)「季語生みし我が古里の牡丹かな」▽翡翠賞(年間秀逸句)=伊藤厚子(山形)「薫風や出会ふ人みな案内人」
◇子どもの部▽ぼたん賞=星かのん(柏城小2年)「ひらひらともみじの手紙ふってくる」▽あかまつ賞=岡部幸太郎(大東小4年)「星の子は五千万才夏の夜」▽かわせみ賞=鈴木心優(阿武隈小4年)「ふゆのまちウルトラマンにゆきぼうし」▽年間入選句=髙野◎斗(西袋一小1年)「まっしろなゆきのおふとんジャンプする」、阿保羅衣浬(白江小1年)「みずぶそくきゅうりのかたちがぶーめらん」、大和田あやめ(柏城小4年)「じきゅう走秋風となりおいこした」相樂修斗(同)「春がきたいつもみたいなかおをして」、矢部康祐(白方小5年)「校庭をたんけんしている一年生」、若林里歩(大東小6年)「おじいちゃん戸を開けて言う雪降るぞ」、西村怜太朗(須賀川二中1年)「カラカラと石が転がる秋初め」▽等躬賞(年間優秀校)=阿武隈小