震災8年、3月10日に長沼地区追悼式

 東日本大震災による藤沼ダム決壊で大きな被害を受けた須賀川市長沼地区の有志による「大震災と藤沼湖の記憶をつなぐつどい」実行委員会(加藤和記委員長)は、震災から8年を迎えるにあたり3月10日午前10時半から、「2019追悼式」を長沼北町地区の防災公園で行い、亡くなった人たちへ哀悼の心を込めて花と祈りを捧げる。
 長沼地域は震災により決壊したダムの貯水約150万㌧が簀ノ子川に流出し、向田地区から城影地区に流れ込み、住宅の全壊19戸、床上・床下浸水55戸、7人が死亡し、未だ1人が行方不明となっている。
 身近な人たちの命と多くの家屋財産が失われ、心に深い傷を負った一方で、地域住民らは混乱の中、がれきや泥を片付けるために助け合った。
 これからも地域で互いにつながりながら生きていくことを誓った日として集い、追悼の誠を捧げ、「3・11」を記憶にとどめて次の世代に伝えることが目的。
 昨年は長沼滝地内の防災公園で行い、遺族や地域住民、来賓の橋本克也市長、玄葉光一郎代議士ら約80人が参列した。犠牲者に黙とうを捧げ「大震災と藤沼の記憶をつなぐ碑」に献花し冥福を祈った。