JT跡地は大和ハウスに決定

JT跡地進出イメージ図

 新たな産業拠点として動向が注目されてきた須賀川市茶畑地区の日本たばこ産業旧東日本工場(以下JT跡地)について市は8日、公式ホームページで進出企業に大和ハウス工業(本社・大阪)の正式採用を発表した。3月市議会の承認を経て、早ければ今年11月から物流倉庫と製造工場の整備工事がスタートする。
 市は約8・7㌶のJT跡地に新たな雇用・定住人口増が見込める物流・製造部門誘致を目指し、審査委員会を設置して協議・企業誘致してきたが、先月28日の公開プレゼンテーションで大和ハウス工業が提案した整備案を採用した。
 大和ハウスはJT跡地を13億2000万円で取得し、物流倉庫建設や土地造成・工場整備など総事業費約58億1915万円、企業進出により新たに543人の雇用創出を計画している。
 3月市議会での取得契約承認を経て、同下旬の土地取得、6月までに物流・製造進出事業所を決定、10月下旬まで造成手続きを行い、早ければ11月から造成工事を始め来年5月頃の完了を見込んでいる。物流倉庫は年内の完成を目指す。
 須賀川病院向かいになる東側の約4万7700平方㍍で物流倉庫、住宅地側の西側約3万5400平方㍍に6区画程度の製造部門の工業団地を造成する。
 JT跡地の概ね6割が物流倉庫、4割が製造工場となる計画(イメージ図参照)で、再生エネルギーや医療機器関連など持続可能な成長産業関連企業の誘致を目指す。
 工業団地は取得希望事業所の要望に合わせて区割りし、基本の6区画整備とした場合は、1区画平均約6000平方㍍程度の広さを持つ見込み。事業所の希望に合わせて区画数は多少前後する。
 物流倉庫は平屋建てで地元や首都圏など複数企業が区画を分けて利用し、須賀川ICを活用した東北・関東方面への物流中継地としての活用案も示されている。