航空機産業に理解深めるセミナー

航空機産業について理解を深めたセミナー

 成長産業として注目される「航空機産業」をテーマとした須賀川市企業間ネットワークセミナーは7日、地元企業関係者ら約100人が参加してグランシア須賀川で開かれた。
 市内外における企業間ネットワークの拡大を推進し、地域産業の活性化を図るため、情報発信や企業間連携による研究開発、取引拡大などのきっかけづくりとして、今年で10回目を数える。
 橋本克也市長が「航空機産業をテーマにした講演会を今後の企業活動や企業展開に役立てていただきたい。2部の交流会でも幅広いネットワークをつくり、一つでも多くのビジネスチャンスが生まれることを願っています」とあいさつした。
 講演会は末武和典佐渡精密社長が「離島からの挑戦」、宮崎博人新潟市企業立地課航空産業立地推進室長が「NIIGATA SKY PROJECT」のテーマで講話した。
 末武社長は市内企業ともゆかりがあることを紹介し、1970年の創業以来磨き上げた金属精密部品製造技術を活かして、近年は航空機、医療機器など多岐にわたる取り組みを紹介した。
 宮崎室長は新潟地域における産学官連携による「NIIGATA~」を説明し、プロジェクトの一つである延暦的複合共同工場「NSCA(新潟市航空産業クラスター)」では、佐渡精密を含む複数の企業連携による一貫生産受注で共同開発した具体的な取り組みなどを報告した。
 当地方は福島唯一の空の玄関口・福島空港を有しており、これらを活用し成長分野として注目される航空機産業への参入を目指した動きが始まっている。講演会と交流会を通して新たな取り組みへのヒントを得たいと、参加者らも熱心に親交を深め合っていた。