田んぼアート観覧累計3万2010人

累計3万2000人を達成した田んぼアート

 童話・童謡シリーズ「うさぎとかめ」の図柄を6色8種類の稲で描いた鏡石町の「2018田んぼアート」の累計観覧数は、一般観覧開始の6月22日から1月9日までで3万2010人(前年比761人減)となった。
 昨年度より観覧開始が1週間ほど遅かったこともあり観覧数は減少したが、田んぼアート開始の平成24年度の観覧数5776人、25年度1万3092人、26年度1万6943人、27年度2万924人、28年度2万4848人、29年度3万2771人と右肩上がりに伸びている。
 今年度は70㌃の田んぼに6色8種類のイネで「うさぎとかめ」を表現した。油断して寝ているウサギと一生懸命ゴールを目指して追い抜こうとするカメを描き、ウサギの陰影をグラデーションの技法を用いてより立体的なアートに仕上げた。
 新年度の図柄は「眠れる森の美女」をテーマに6色8種類のイネの使用を予定し、キャラクターデザイナーの湖川友謙さんがデザインを担当する。
 湖川さんは1970年代の「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」などの作品の作画監督を務めるなど、数多くのテレビアニメのキャラクターデザインを担当した経歴を持つ。町の「ふるさと夏祭り」のアニメイベントに参加した際に田んぼアートに興味を持ち、平成29年度から町の田んぼアートデザインを手掛けている。
 田んぼアートは「窓から眺める絵本~もうひとつの図書館~」をコンセプトに東日本大震災後の平成24年から町民参加型で取り組み、牧場の風景から金太郎、かぐや姫など毎年図柄を変え、累計観覧数10万人も達成した。
 町外からの観光客も年々増え続け、鏡石の観光スポットとして町のPRや復興、進化の象徴としても注目を集めている。