円谷幸吉・レガシーサルビアの会シンポジウム

安藤館長による新春シンポジウムの基調講演

 須賀川市の円谷幸吉・レガシーサルビアの会(会長・安藤喜勝市体育協会長)の新春シンポジウムは28日、関係者ら約40人が参加して市民交流センターtetteで開かれ、半世紀ぶりに今年夏に復活を目指す「サルビアの道」と円谷幸吉選手について理解を深めた。
 54年前の東京オリンピックでは、聖火リレーの通過を歓迎し、先輩である円谷幸吉選手を応援しようと、母校の須賀川高生徒会が立ち上がり、まちなかにサルビアの花を沿道に飾って「サルビアの道」を創り、須賀川全体の東京五輪機運を高めた。
 円谷幸吉選手は男子マラソンで銅メダルに輝き、日本陸上界で唯一、国立競技場の表彰台に上がり日の丸を掲揚した。
 サルビアの会は昨年12月に賛同する各種団体で発足し、円谷選手の親族が当時から守り育て続けたサルビアを受け継ぎ、東京五輪2020を盛り上げる市民運動を再び起こすべく、今年夏に須賀川駅から並木町までの区間にプランターでサルビアを飾り、54年ぶりの「サルビアの道」復活を目指す。
 今回は市民の誇りである円谷選手の偉業を再検証し、「サルビアの道」復活への機運を高めるため、活動第1弾の「新春シンポジウム」を企画した。
 安藤会長は「東京五輪前年に須賀川高生徒らが実施したサルビアの道で市内は大いに盛り上がった経緯があります。このサルビアを須賀川の大切な遺産として遺していけるよう、皆さんのご協力をお願いします」とあいさつした。
 基調講演は安藤清美市立博物館長が「東京五輪 銅メダリスト 円谷幸吉」について講話し、パネルディスカッションは「円谷幸吉と1964東京オリンピック~あのサルビアの道 再び」をテーマに、宗方保県議をコーディネーター、パネリストに須賀川高同窓会の小栗山茂さんと阪路裕さん、旧須賀川女子高同窓会の吉田静枝さんを迎えて、当時のパレードの思い出などを振り返った。