1年間の交通安全祈願

神前に玉ぐしを捧げ事故減を願う大木会長

 須賀川地区交通安全協会(大木正弘会長)、地区安全運転管理者協会(村上常雄会長)、安全運転須賀川事業主会(西藤昇会長)の「交通安全祈願祭」は23日、宮の杜のリクシル総合技術研修センター滑川神社祭場で開かれ、今年1年間の事故減少と子どもや高齢者を悲惨な交通事故から守るための決意を新たにした。
 須賀川・岩瀬地方における1年間の交通安全を願うため毎年実施しているもので、交通安全団体関係者ら約80人が出席した。
 神事は佐伯泰信滑川神社宮司らが執り行い、大木会長、霜山芳紀署長、須賀川市交通対策協議会長の橋本克也市長ら関係者が神前に玉ぐしを捧げ交通安全ダルマに目入れした。
 大木会長、霜山署長、市町村交通対策協議会長を代表して橋本市長があいさつして交通安全への理解と協力を呼びかけた。
 大木会長は「今日の交通安全祈願祭を契機に決意を新たにし、事故を一件で減らせるよう取り組みます」と述べた。

交通安全ダルマに目入れする村上会長

 須賀川署のまとめによると昨年1年間の須賀川・岩瀬地方の交通事故発生状況は人身事故206件(前年比48件減)、死者数5人(1人増)、傷者数227人(64人減)、物損事故2323件(29件減)で、発生件数と傷者数は前年比減だった一方で、死者数は1人増え、死者5人のうち高齢者が3人だった。
 近年問題となっている高齢運転者による人身事故は44件で全体の21・4%を占めた。高齢による運転免許証自主返納者は198人で前年と比べて43人増えた。
 須賀川署によると当地方の交通事故は午前7時から午前9時の通勤・通学時間と、午後5時から午後7時の退社・下校時間が全体の35%を占め最も多い。
 国道4号線や東部環状線、国道118号線など主要幹線道での追突事故や出合い頭による事故が多かった。
 また昨年は交通死亡事故が特定の時期に多発する傾向が見られ、交通死亡事故多発署警報を発令するなど取り締まり強化に努めた。
 今年も子どもや高齢者を交通事故から守り、安全・安心な須賀川・岩瀬地方となるよう、昨年の事故発生状況を踏まえた時間帯や発生場所などの取り締まり強化はもちろんのこと、高齢者を事故から守るための個別訪問指導や夜光反射材着用促進、各老人クラブ連合会など関係団体の協力を得て広報啓発活動にも力を入れていく。