消防職員の意見発表会

最優秀賞を受賞した栁沼さん

 須賀川地方広域消防本部(二瓶喜真消防長)の平成30年度消防職員意見発表会は18日、同本部講堂で開かれた。最高賞の最優秀賞に栁沼翔太消防士長(石川消防署平田分署)「火災の早期覚知から命と財産を守る」が選ばれた。
 消防職員が業務に対する提言や取り組むべき課題などについて自由に発表し、消防活動の諸問題に関する一層の知識の研さんや意識の高揚を図るため昭和52年度から実施している。
 今年度は平成22・23年度採用職員代表ら8人(職員名既報)が住宅用火災警報器周知と設置促進、子ども対象の救急救命法実習、AIを活用した火災現場での情報共有などをテーマにそれぞれ持論を展開した。
 渡邉真二市教委学教課指導主事を審査員に地元報道機関記者ら5人が審査員を務め、発表内容、意見性、発表力をポイントに厳正に審査した。
 最優秀賞に選ばれた栁沼消防士長の発表は、火災から命と財産を守るため、適切な住宅用火災警報器の設置に留まらず、住警器が1台3役をこなすコンセント型発信機を提案した。
 同発信機を設置・活用することで、登録した連絡先への緊急メール発信、周辺住民へのエリアメール送信、119番自動通報を速やかに行うことで体の不自由な高齢者も地域協力により火災から命が守れると主張し、自助・共助・公助の連携が機能することで人命と財産を守る有効な手段になると訴えた。
 栁沼消防士長は須賀川地方広域消防本部代表として、2月14日に福島市で開かれる第42回県消防職員意見発表会に出場する。
 また2位相当の優秀賞は沼田圭太消防士(石川消防署浅川分署)「AIを活用した消防支援システム」、3位にあたる努力賞に吉田貴紀消防士長(須賀川消防署長沼分署)「救命率の向上を目指して」が選ばれた。