交通事故件数48件減も死者1人増

 須賀川署(霜山芳紀署長)は昨年1年間の同署管内(須賀川・岩瀬地方)の交通事故発生状況をまとめた。須賀川、鏡石、天栄の3市町村で人身事故は206件(前年比48件減)、死者数5人(1人増)、傷者数227人(64人減)、物件事故2323件(29件減)だった。
 市町村別の発生状況は、須賀川市が171件(35件減)、鏡石町は25件(9件減)、天栄村は10件(4件減)、死者5人のうち高齢者が3人(同)となった。
 事故発生状況の特徴は、時間帯が午前7時から9時までの36件と午後5時から7時までの36件で通勤通学時間帯が全体の約35%を占めた。
 人身事故多発路線は国道4号線40件、東部環状線16件、国道118号線15件で全体の約34・5%。追突事故は79件、出合い頭事故53件で全体の約64・1%を占めた。
 飲酒運転による事故は人身・物件合わせて10件(同)で、取り締まり強化をしているものの後を断たない状況にある。
 高齢運転者による人身事故は44件で全体の21・4%。県全体の割合よりも1・7ポイント低かった。高齢者の運転免許自主返納者は198人(43人増)だった。
 須賀川署では昨年の事故発生状況を踏まえ、多発時間・場所での街灯活動の強化、全席シートベルト・チャイルドシートの正しい着用徹底、飲酒検問・速度抑制を目的とした取り締まり強化、子どもや高齢者を事故から守るための個別訪問指導や反射材用品など利用促進活動を展開する。
 各交通関係機関・団体や老人クラブなどと連携をより強化し、事故防止への広報啓発活動を進める。