須賀川市成人式・893人が新たな門出

成人証書を受ける鈴木さん

 新成人893人(男502人、女391人)の新たな門出を祝う、平成31年須賀川市成人式は13日、市文化センターで行われ、真新しいスーツやきらびやかな和服姿で旧交を温め合う姿が多く見られた。
 今年度は平成10年4月2日から翌年4月1日まで生まれの人が該当し、午前9時半の開場時間から続々と新成人が会場に集まった。
 受付場所の1階ロビーでは一人ひとりに成人証書のほか、須賀川出身で前回の東京五輪男子マラソン銅メダリスト故円谷幸吉選手が昭和41年に北海道在住の新成人向けに寄稿したオリンピックの教訓を冊子化した「円谷幸吉からの伝言」(A4版12㌻)が、新成人への激励の思いとともに贈られた。
 新成人たちは学生時代以来の再会に抱き合って喜び合ったり、スマートフォンで記念撮影し合ったりと市文化センター周辺は彼ら彼女らの笑顔と歓声に包まれた。

成人の誓いを披露した服部さんと羽生さん(右から)

 ゲスト参加した須賀川のマスコットキャラクターボータンが人気を集め、牡丹キャンペーンクルーの勧誘など注目を集めた。須賀川市から委託を受けたウルトラFMによる新成人のインタビューも行われた。
 式典はアトラクションで奥州須賀川松明太鼓保存会が勇壮なステージ演奏を披露した。
 国歌・市歌斉唱に続いて、893人の新成人を代表し鈴木大地さんが橋本克也市長から成人証書を受けた。
 橋本市長は式辞で「須賀川市は現在、素晴らしい資源を最大限に活用しながら、『選ばれるまちへ ともに歩む自治都市 すかがわ』の実現のため、希望に満ちた魅力あるまちづくりを進めています。新成人の皆さんもこのまちづくりを推進する一人として、ふるさと須賀川を誇りに、自らできることに取り組み、それぞれの分野で須賀川の魅力を積極的に発信してください」と激励した。
 来賓を代表して佐藤暸二市議会議長が祝辞を述べた。
 誓いの言葉は代表の羽生淳志さんと服部紗季さんが務め、東日本大震災の不安から愛情を持って育て支えてくれた家族や恩師、地域、仲間に感謝を伝え、「これからは一人ひとりが社会人としての責務を果たし、この須賀川で育ったことを誇りに、自分の未来、ふるさとの未来が、笑顔と希望であふれるよう精いっぱい努力することを誓います」と宣誓した。
 式典終了後も新成人らはカフェコーナーや会場周辺で交流を深め合い、久しぶりに再会したクラスメートらと同級会に向かうなどしていた。
 新成人を迎えた西袋地区出身の男性は「成人としての権利と義務をしっかりと果たせるよう、大学でこれまで以上に勉強に励みたいと思います」と笑顔を見せた。