仁井田小で8年前に戻り卒業式

8年越しの卒業証書授与式が行われた仁井田小

 仁井田小の「平成22年度卒業証書授与式」は13日、同校体育館で行われた。
 当時、東日本大震災により卒業式が体育館で出来なくなり、同校ホールで簡単に行われた。当時担任の教諭と児童らとで成人式の後に行うことなどを約束していた。昨年の5月頃から教諭と高橋邦彦実行委員長を中心に準備が進められていた。
 式には当時の鈴木和一校長、矢吹彰教頭、教諭ら10人が出席、3クラス79人のうち68人と保護者らが参加し、当時を再現した対面式で行われた。
 1組担任の水沼宣子教諭、2組担任の三瓶浩美教諭、3組担任の宇内隆一教諭が児童の名前を呼び、鈴木校長が一人ひとりに「おめでとう」と卒業証書を手渡した。
 鈴木校長と3人の教諭からメッセージが送られると、子どもたちや保護者らも涙ぐむ光景が見られた。
 教諭と保護者らが「ビリーブ」を歌い、卒業生の渡辺颯さん、鷲森円佳さんが「努力しながら立派な社会人になります。素敵な式ありがとうございます。誇りを持ってがんばります」とお礼を述べ、全員で校歌を歌った。
 式が終わっても、友達同士で語り合ったり、先生に近況を報告したり、8年前を思い出しながらいつまでも体育館には歓声が響き渡っていた。