21日から中央公民館・図書館解体工事

解体工事が本格的に始まる図書館と中央公民館

 須賀川市は昨年末で閉館し機能を市民交流センターtetteに移設した中央公民館と図書館の建物は21日から本格的な解体工事が始まる。それに伴い、敷地内のケヤキやイチョウは今月末にかけて伐採される。
 建物解体主体工事は横山建設が請け負う。工期は9月末までの予定で、地中くい抜き養生期間を経て、来年上半期中に市役所駐車場として再整備する。駐車台数は現在の241台から約380台まで増える見込み。
 中央公民館と須賀川図書館は、まちなかの生涯学習活動拠点として幅広い年代の市民が集い、サークルや愛好会、学習、余暇、展覧会など多彩な活動を支えた。閉館に向けて館内の壁には利用者から感謝の言葉が寄せ書きされ、一つ一つから深い愛情がうかがわれた。
 昨年12月議会での解体工事関連議決を受けて、現在は館内に残された備品などの整理作業と21日から始まる本格的な解体工事準備にあたる土壌整理が行われている。
 敷地内のイチョウ、ケヤキ、ナラの巨木4本は本格的な建物解体を前に、21日から29日にかけて伐採作業に入る。伐採後の樹木の再利用などについては現在検討されている。
 イチョウとケヤキは江戸時代から須賀川の歴史を見守り続けた貴重な財産と、市民有志団体が保存に向けた要望活動や市議会に請願提出(12月議会で不採択)していた。
 市は年経た大木であり、強風で枝が落ち駐車場利用者に危害を及ぼす、幹に虚が空いているなどの理由から安全面を最優先に考え、市役所整備計画の中で伐採やむなしの結論を出している。
 伐採工事は図書館西のケヤキとナラ、中央公民館北のケヤキ、南のイチョウの順で行う。
 なお中央公民館・図書館解体工事と樹木伐採に伴い、市役所駐車場が一時利用しづらくなることから、利用者の理解と協力を呼びかけている。