
登山や園芸などを楽しむ
活発な活動で今年も元気に
樺太生まれで須賀川市育ち、 20代から始めた土木業ではメキメキと頭角を現し、 41歳でヨシタケ工業を創業した。
現在は会長職に退き、 山登りやウオーキング、 ハーモニカや自宅の花の世話など日々忙しくも楽しい生活を元気に送っている。
会社事務所の会長室には毎年欠かさず足を運んでいる箱根駅伝の資料やゴール地点での記念写真、 数々の登山記念バッジ、 完歩証などがずらりと並ぶ。
「若い頃には車で日本一周もしました」 と語る吉田さん。 動くことも人と交流することも大好きで、 こおりやま歩こう会、 鏡石町と郡山市のハーモニカ愛好会などに所属している。 タブレット端末も使いこなし、 仲間たちとの写真を撮影しては喜ばれている。
山登りのだいご味は、 何と言っても山頂で見渡す壮大な景色。 疲れを忘れさせるような達成感に魅せられ、 何十年も県内外の山々を登り続けている。
また登山の疲れを癒やす温泉巡りも趣味の一つで、 県内の温泉地は全て制覇したそう。 湯に浸かりながら景色を眺めるひとときを大切にしている。
ハーモニカは社会貢献も兼ね、 福祉施設などで慰問演奏をしている。 「リンゴの唄」 や 「同期の桜」 など青春の曲を巧みに響かせ、 同年代の人たちを元気づける。
音楽では坂本九が好きで、 群馬県の御巣鷹山にある 「昇魂之碑」 まで毎年通い、 現地で同氏の曲をハーモニカで奏でることも。
今年は 「自宅の花を世話しながら、 年頭に箱根へ行き、 歩こう会に参加し、 ハーモニカを奏でるという昨年と同じことを、 健康に気をつけながら継続できればと思います」 と笑顔を輝かせた。