天栄村で初の中学生模擬議会

堂々と質問に臨んだ中学生議員たち

 天栄村の中学生による初の模擬議会は26日、村役場議場で開かれ、代表生徒が議長を務め、2年生の9人が外灯設置や白子テニス場整備、人口減少対策など村政全般を質した。
 村の施策やまちづくりに関心を深めてもらうとともに、生徒の意見や提言を村政運営の参考とすることや、中学生の主権者教育の一助にすることが目的。
 添田勝幸村長は「大人では気づかないような疑問や要望を楽しみにしている。村への理解を深めてもらいたい」とあいさつした。
 議長は天栄中生徒会の黒澤優斗会長が務め、通常議会と同様に会議録署名議員の指名、会期の決定など行ってから9人の模擬議員が登壇した。
 蛭田周夏君(天栄中)は外灯の設置基準と設置計画を質問、関係課長は行政区長の要望があれば現地調査した上、効果的と認められる場所に設置する。今年度もいくつか設置し、来年度も区長らの要望で継続的に設置していくと答弁した。
 内山巧稀君(同)は白子テニス場の今後の整備について質し、関係課長は、改修工事は予算などのため現時点で計画がないが、補修工事で引き続き対応していきたいとした。
 室井遙さん(湯本中)は今年度新たに行った農業政策の意図と成果を質問し、関係課長は水田農業経営規模拡大支援事業を紹介した。
 同事業は農業就業者の高齢化や後継者不足を解決するため、1㌶以上農地拡大など条件にあった申請者の機器買い替えなどを補助するもので、今年度は10件採択し、803万6000円を補助、計17㌶が水田として拡張された。
 一般質問を終えた生徒らは「村政や議員の役割を学ぶことができた。よりよい村にしていくため自分たちも考えていきたい」などと感想を述べていた。
 廣瀬和吉村議会議長は「中学生らしい身近な疑問や女子の感性ならではの質問を一人ひとり立派にしていた」と講評した。