男子中学生の自死で両親提訴

 須賀川市内の中学1年男子生徒(当時13歳)が昨年1月にいじめが大きな要因となって自死した問題で、生徒の両親は市と当時の担任教諭と部活動顧問教諭を相手取り、総額7674万1749円の損害賠償を求める訴えを地裁郡山支部に起こした。阿武隈時報社の調べでは21日に訴状が届いた。
 いじめを防げなかった責任は担任と部活顧問にあるとして、学校を運営する市と教諭2人に生徒死亡による逸失利益や慰謝料などを求めている。
 訴えを受けて橋本克也市長は「この件に関し市としてもご遺族に対し誠意を持って対応してまいりました。内容を十分に検討し対応してまいります」とコメントを寄せた。
 第1回口頭弁論は来年1月25日に郡山地裁で行われる。
 男子中学生の自死を受け須賀川市は、第三者委員会・いじめ問題専門委員会を立ち上げて調査にあたり、いじめが大きな要因となったと結論付け、学校で教員間のいじめ共有認識にずれがあったなど問題点を指摘している。