「円谷幸吉・レガシーサルビアの会」設立

円谷幸吉・レガシーサルビア会発足を報告

 東京五輪2020への機運を高め、須賀川市出身で54年前の東京五輪男子マラソン銅メダリスト円谷幸吉選手を顕彰する、市民有志団体「円谷幸吉・レガシーサルビアの会」が21日発足し、安藤喜勝会長ら役員が橋本克也市長に設立を報告した。来年夏に須賀川駅から並木町まで“サルビアの道”完成を目指す。
 サルビアの道は54年前の東京五輪で聖火リレーの通過を歓迎し、円谷選手を応援しようと母校でもある須賀川高生徒会が立ち上がり、まちなかに数千本のサルビアの花を飾り機運を盛り上げた。
 その時のサルビアを特撮の神様とも呼ばれる円谷英二監督の実兄が円谷選手の兄・喜久造さんに届け、自宅庭で長年大切に育て続けてきた。半世紀ぶりのサルビアの道は代々受け継がれた種を使う。
 サルビアの道復活を通して東京五輪2020への機運を盛り上げる市民運動を再び起こすべく、須賀川市体育協会(安藤喜勝会長)、須賀川高同窓会(小栗山茂会長)、須賀川商店会連合会(堀江祐介会長)、須賀川南部地区町内会協議会(大倉秀夫会長)が発起人となり「円谷幸吉・レガシーサルビアの会」が立ち上がった。
 21日に市役所で設立総会を開いて役員構成などを確認した。来年1月28日に市民交流センターtette(てって)でシンポジウムを開き、安藤清美市立博物館長が基調講演し、円谷喜久造さんらサルビアの道に関わる市民らをパネリストに迎えたディスカッションなどを予定している。
 橋本市長への設立報告には安藤会長、顧問の円谷喜久造さん、宗方保県議らが同席し、800鉢以上を見込むサルビアのプランター保管場所として大黒池防災公園の北側一部を利用させてほしいと要請した。
 橋本市長は「来年はNHK大河ドラマで東京五輪がテーマに放送され全国的にも機運が高まると期待される。須賀川市もサルビアを通して、ぜひ五輪に向けて大いに盛り上げていきましょう」と述べ、東京五輪開催期間中も様々な催しをともに考えていきたいと話した。
 なお円谷幸吉・レガシーサルビアの会では趣旨に賛同する市民の参加を呼びかけている。問い合わせは市役所内の体育協会事務局(℡88―9174)まで。
 主な役員は次の通り。
▽会長=安藤喜勝▽副会長=小栗山茂、堀江祐介、大倉秀夫▽事務局長=西澤俊邦▽会計・事務局次長=鈴木明▽監事=増子理江子▽顧問=宗方保、円谷喜久造、安藤基寛