中央公民館の巨木2本は1月中旬伐採

来年1月中旬に伐採が決まったイチョウとケヤキ

 須賀川市は中央公民館・図書館解体工事と駐車場拡幅工事に伴い、同館脇に長年自生するケヤキとイチョウの巨木2本を来年1月中旬に伐採する。
 20日に閉会した市12月議会で可決した、中央公民館・図書館解体工事契約締結議案審議に伴う説明で、伐採予定日や費用などが説明された。
 中央公民館前のイチョウと図書館脇のケヤキは解体工事が始まる前の来年1月中旬に約100万円の経費で伐採される。
 須賀川知る古会はケヤキとイチョウの保存を求める請願を12月議会に提出した。賛成討論を大河内和彦議員と水野透議員、反対討論を広瀬吉彦議員が行い、採決の結果採択賛成8人、反対14人の反対多数で不採択となった。
 ケヤキとイチョウ伐採について須賀川市は、知る古会をはじめとした木を守りたいなどの思いは理解できるが、強風で太い枝が落下するなど駐車場利用者の安全確保、市民交流センターオープンに伴う駐車台数増、巨木伐採は市庁舎建設時からの実施が決定事項であり解体工事契約締結後の見直しは時期的に厳しいなどを理由に挙げて説明している。
 ケヤキとイチョウは樹齢300年以上とも言われ、大火や大戦などを乗り越え須賀川の歴史を見守り続けた生き証人として市民からも親しまれていたが、近年は幹に虚が入る、強風で太い枝が落下するなどの悪影響も報告されていた。
 巨木2本の伐採は市庁舎建設工事計画で発表され、市民有志による守る会の声がけで3500筆を超える署名が市に届けられるなどの動きもあった。
 また12月市議会には請願3件が提出され、県に対し「学校給食費の無料化を求める」は採択、議員提出意見書が原案通り可決され、国に対し「消費税増税中止を求める」は反対多数で不採択となった。