火災多発で注意呼びかけ

 須賀川地方広域消防組合管内(須賀川・岩瀬・石川地方)で先月23日から今月19日にかけて建物火災5件を含む火災13件(前年同期4件)が発生する緊急事態となった。暖房器具使用者の不注意などが主な原因で、消防組合では火を扱うときは絶対に眼を放さないなど注意を呼びかけている。
 消防組合の調べでは、建物火災5件、車両火災2件、林野火災など5件、野火火災1件で火傷による死者2人、けが人4件。昨年同期は建物火災3件、その他火災1件で例年みられないペースで急増し、年間発生件数も56件と前年の48件をすでに上回っている。
 今年は雨が少なく空気が乾燥していること、暖房器具の取り扱い不注意、屋外でのたき火が強風にあおられて燃え広がるなどが主な火災発生原因と報告される。
 消防組合は先月26日から各市町村防災行政無線や消防車両で「屋外での火の取り扱い注意」を呼びかけているほか、19日のヨークベニマル森宿店をはじめ大型店舗前で暖房器具取り扱いの注意や住宅用火災警報器設置促進をPRしてきた。
 暖房器具は取り扱い説明書をよく確認して周囲には衣類など燃えやすいものを近づけない。ストーブなどで調理する場合は目を放さない。屋外で火を取り扱う場合は安易に考えずに、その場を離れず、消火器の準備や消火の確認・徹底を必ずするよう呼びかけている。