特別査察で大型店舗内の避難経路確認

店内の避難口などを確認する二瓶消防長たち

 須賀川地方広域消防組合(二瓶喜真消防長)の年末大型店舗特別査察及び住宅用火災警報器設置促進街頭PRは18日、ヨークベニマル須賀川森宿店(柳沼俊一店長)で行われ、買い物客でにぎわう店内の避難経路や消火器設置状況などを確認した。
 普段より多くの来客者が予想される年末年始に合わせて、大型店の協力を得て人命の安全確保に万全を期し、万が一に備えた体制強化と整備を目的に毎年行っている。
 特別査察に先立ち二瓶消防長があいさつし「火災などで混乱した中でもお客さまをいかに安全な場所に避難させるかが重要です。なお一層の防火意識高揚と強化にご協力下さい」と述べ、今年は全国の物販店で300件以上の火災が発生しているため注意してほしいと呼びかけた。
 柳沼店長の案内で二瓶消防長、会田政男須賀川消防署長らが店内を巡回し、避難経路や避難口の設置状況、避難口を知らせる電灯などを入念に確認した。
 会田署長は「お客様が安全・安心にお買い物が楽しめるよう、これからも消防設備の維持管理に努めて下さい」とあいさつし、同店が年2回の避難訓練と定期設備点検を実施して優良店舗の消防認定を受けていることを紹介した。
 柳沼店長は「今後もお客様最優先の取り組みを広めていけるよう努めてまいります」と答えた。
 街頭PR活動は署員ら2人が買い物客らに住宅用火災警報器設置と定期点検を呼びかけるチラシ、子どもたちの絵画・ポスターを掲載した来年の消防カレンダーを配り、火災予防への理解と協力を呼びかけた。
 なお須賀川・岩瀬地方では11月に入り火災発生件数が増加傾向を見せているため、暖房器具使用など十分注意してほしいとしている。
 年末年始期間に合わせて組合管内各署所は今月3日から大型販売店や旅館・ホテル、病院などの協力で火災予防や避難経路安全確保の徹底、消防用設備の維持管理など特別巡回指導してきた。29日から来年1月3日にかけて、各自治体や消防団などの協力を得て特別警戒を実施する。
 須賀川市消防団(善方明夫団長)も1本部13分団が協力して、年末年始期間中にそれぞれの担当地域を巡回パトロールして安全・安心な年の瀬を須賀川地方が迎えられるよう協力していく。