天栄村の未来づくり会議

プランを発表し合った参加者たち

 天栄村の住民主体による活動を活性化させる「てんえい・未来づくり会議」の最終回は16日、福島大うつくしまふくしま未来支援センター地域復興支援部門の天野和彦特任教授を進行役に招き、山村開発センターで開かれ、運動・自然活動・文化の継承の3つの行動プランを具体的に話し合った。
 第5次総合計画の基本目標「未来につなぐ村づくり」の実現に向けた一環で、村民が一緒に語り合える仲間に出会い、より楽しく納得できる天栄に向け、動き出すきっかけとなる場をつくることが目的。
 全4回で、これまで3グループに分かれ、より良い村づくりのため自分たちに何ができるか、何をしたいかを話し合い、企画案を詰め、最終回は各グループの案を発表した。
 1班は地区内外の人と当たり前にあいさつし合う共同体を目指し、スポーツフェスティバルの充実を図る。
 イベントはこれまで村文化祭に合わせて村体協が実施してきたが、住民主体とするためボランティアも運営に参加した実行委員会を組織し、誰もがより楽しめるイベントへ更新する。また最終的には「村民大運動会」の復活を狙い、村民の連帯感強化による村の活性化、健康増進を目指す。
 2班は「みんなの森をつくろうプロジェクト」として、湯本塾実行委員会と湯本自然塾、村民有志、関東の大学生で湯本地区の森を活用した自然体験活動などを行う。森林整備や世代間交流、地域の活性化などを目指し、また「自然で遊んだ若者や子どものハートをつかみたい」とした。
 3班は「地域の食文化の継承」をテーマに、年配者から聞き取った調理法などを写真とともに冊子などにまとめ、地域愛を育む。今後は村食生活改善推進員などと協力して具体的な活動につなげる。
 添田勝幸村長は「3つとも大いに期待できる」と絶賛し、天野特任教授は「天栄のつながりを深め(連帯)、天栄そのものを受け止め(自然)、天栄を残し伝える(文化)という活動につながったことは素晴らしい」と講評した。
 参加者は「会議を通じて村をより知ることができてうれしかった。プラン実行に向け、今後も参加していきたい」と感想を述べた。